理学療法について

当院では、常勤の理学療法士が、質の高いリハビリを行っております。治療についての説明も丁寧に行っています。
理学療法とは?
運動(※1 運動療法)と物理的刺激(※2 物理療法:熱や水の力、電気的刺激)を利用して治療を行ったり、動作において不足している部分を介助し、動作の能力を最大限に引き出す訓練(※3 基本的動作介助訓練)を行う事です。
たとえば、関節の動きが悪くなった人には関節を動かすための運動を行い、筋の力が弱くなっている人には抵抗を加えて力を強くする運動を行います。その後、体の機能は最大限回復したにもかかわらず、動作がうまく行えない方などに歩行の介助などをする訓練を行っていきます。
当院の理学療法において、2点特徴的なところがありますのでご紹介いたします。
1点目は、運動療法技術の一つで、関節のファシリテーション(動かしやすくする)というものです。(詳しくは、後述を参照してください。)
2点目は、物理療法の一つで超音波というものです。(詳しくは、後述を参照してください。)
- ※1 運動療法
- 関節の稼働性維持・改善
筋収縮力(筋力)維持・増大
筋持久力維持・増大
神経・筋再教育(不全麻酔が起こり回復の可能性のある筋に対して行う)
協調性維持・改善
全身調整(心肺機能等) - ※2 物理療法(痛みの軽減・循環の改善が目的)
- 超音波
ホットマグナ(ホットパック)
渦流浴
牽引
低周波
エアーマッサージ器 - ※3 基本的動作介助訓練
- 寝返りや起き上がり、歩行等の動作介助訓練
(ただ単に、患者様に歩いてもらったりするのではなく、不足している部分を介助しながら動作を行う訓練です。)
関節ファシリテーションとは?
例えば、立ち上がったり階段を上がったり下りたりする際に、膝に痛みを覚えるという人は世の中にかなりいます。
この場合、
- 老人だから仕方ない
- レントゲンで変形があるから
- 水が溜まっているから
- 体重が重くて負担がかかりすぎるから
- 筋力が弱いから
病院では様々な原因を挙げて、膝関節に痛み止めの注射を打ったり、あるいは注射器で水(関節液)を抜かれたり、人工関節の手術をしています。
ところが周囲の人を見ていると、一方では小学生の子供に痛みがあるのに、一方ではどこもいたくなったことがないという老人の方もいます。
変形や腫れがあるのに痛がらない人もいれば、腫れがないのに膝が痛いという人もいます。また、太った人なのに膝が痛くない人もいますし、痩せた人でも痛いという人もいます。
プロレスラーなど筋力の強い運動選手でも膝に痛みを訴える人がいるなど、病院でいわれていることが納得できない場合もかなり多いのではないでしょうか。
アメリカの整形外科医マクメンネル博士は、痛みを訴えて病院を訪れる患者さんには、原因として関節機能障害が最も多いと言っています。
この関節機能障害というのは病気ではありません。関節がいわゆる「引っかかり」とか「さび付き」と言った状態になっていることを指します。
動かされる関節が何らかの原因でその動きを失っているか、正常とは異なる動き方をしている状態で、その痛みは激しい痛みから軽い痛みまで、人によって、あるいは場所によっていろいろです。
この状態が長く続けば、痛みはその関節にとどまらず、その関節から遠く離れた場所にまで広がることもわかっています。
例えば、腰にある関節に機能障害が起こっているのに痛みは膝に感じると言うこともあるのです。体の中には 200 あまりの関節がありますが、特に関節機能障害の起こりやすい関節というものがあります。
背骨にある関節、鎖骨の関節、手のひら、足などのように小さな動きしかない関節は、機能障害がおこりやすいのです。
これらの関節に対して、手技による調節で正常の動きが起こるようにすると、直ちに痛みが消えることが多く見られるようになりました。どの関節からどこに痛みが出るのかまでも分かってきましたが、どうしてそのような障害が起こるかという原因はいまだ分かっていません。
( H.Utsunomiya )
超音波治療について

- 超音波とは
- 非常に高速(1秒間に100万回)の細かい振動を患部にあて、穏やかな熱を発生させます。発熱することで新陳代謝を活発にし、血行を良くすることで治癒促進効果が期待できます。
- 効果
- ・固くなった筋肉や関節をやわらかくする効果
- ・痛みを軽くする効果
- 適用疾患
-
- 関節炎
- ねんざ
- 骨折あとの痛み
- 肩こり
- 腰痛
- 神経痛
- リウマチ など

